天賞堂C51 225の空気作用管の取り付け  (2023.3.12new)

(2023.3.12new)
ご存じ天賞堂のC51225完成品です。C54に引き続き、天賞堂創業記念製品をつつきます。こちらは1994年、創業45周年410両生産発売された製品です。
空気作用管は取り付けられておらず、C54と同時に調達していたエコーモデルの組立済空気作用管を使用しました。燐青銅線0.25Φx5本に作用管受けや6角ユニオンがハンダ付けされていて、やはり高価ではありますが、素晴らしい製品です。 
取説には塗装済完成品にも対応するように説明があります。 
いたって簡単に出来そうに書いてありました。
塗装済車体に傷をつけないように穴あけ位置など、マスキングテープを貼り付けました。
その気になって進めていきましたが、このC51では、サンドドームに向かう作用管は砂撒管の下を通さないといけないため、ハンダ付けされている砂撒管元栓と砂撒管は、一旦外さないと作業が進みません。これはC54も同様だったのですが、ほんのひと月前のことをすっかり忘れていました。 
塗装済完成品は、ここでまず傷つけられます。
C54同様、作用管受けを少しずつずらせながら、または取付穴を広げながら取り付けました。
ここまでの作業の出来上がりは何とか合格とします。融通の利く性格も後押ししてくれます。 
非公式側は苦労しました。ドームやその周辺など、傷だらけです。塗装剥離状態ならまだしも、塗装済車体に傷をつけない様に工作することなど私にはやはり到底無理でした。 
作用管受けも含め、傷をつけて塗装が剥離したところをアクリル塗料の黒でタッチアップしました。 
砂撒管元栓と砂撒管を再度ハンダ付けしましたが、タッチアップの状況は、醜くなり、ちょっとまずいですね。 
ひととおり 空気作用管の取付作業は終了しましたが、あと塗装をどうしましょう?
やり替えるか、このままか?
試運転で何度も前後に行ったり来たり。
ちょっと憂鬱なことも走らせてみると忘れてしまう、「お前、大丈夫か!」という良い性格なのでした。 

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