天賞堂C54の空気作用管の取り付け  (2023.1.28new)

(2023.1.28new)
ご存じ天賞堂のC54完成品です。1989年、天賞堂創業40周年記念として400両生産発売された製品です。
当時、素晴らしい出来と思っていましたが、最近どうも空気作用管が物足らなくなってきました。言ってみれば線を貼り付けただけ、それだけでも当時は画期的だったはずですが・・・
この作用管、車体と同じ黒色で塗装されており、せめて磨きだしだけでもと思い、剥がしかけると、何と周辺の塗装までもバリバリッと剥がれてしまいました。  
えいっ!ままよ!と剥がしていくと、車体のあちこちもハゲが出来ました。とほほ・・・ 
どうしましょう?状態。 
覚悟を決め、シンナー風呂に入れて、機関車本体の塗装を落としました。 
中々きれいに落とすのがまた下手で。 
ハンダ付け組み立ては本当にしっかりしています。
この写真の後、オリジナルの空気作用管を取り払いました。
今や私の目も細かい作業には付いて行けません。
この度は、エコーモデルの組立済空気作用管を使用しました。燐青銅線0.25Φx5本に作用管受けや6角ユニオンがハンダ付けされています。いささか高価ではありますが、素晴らしい製品だと思います。 
しかし簡単に付けていけるだろう、と思ったのは早計でした。 
作用管受けの取り付け位置を決定し、0.6の穴を開けるのに、やはり目が見えませんし、取付穴10か所をぴたりと合わすのはとても無理と自覚しました。 
作用管受けを少しずつずらせながら、または取付穴を広げながら苦労して取り付けました。出来上がりは何とか合格とします。融通の利く性格も後押ししてくれます。 
作用管の分岐のところなんか、今まで加工したことはありませんが、さすがエコーモデル、良く出来ていますね。 
非公式側は更に手こずりました。 
こうして見ると、汽笛引き棒や受けも無いといけませんね。
完成品の空気作用管の磨きだしだけと思って始めたこと、あまりあれこれとは手を広げないようにして、春までには塗装完としたいものです。 

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