C59131のページ   (2010.11.6〜)  

  
下関区急客機「C59 131」。

(2010.11.6)
 長い間、放っていたC59131を完成させました。
 何がネックになっていたかというと、煙室扉の下のシンダー除けカバーです。煙室扉と給水加熱器カバーとの間隔が狭く、市販のパーツでは合わないのです。どうやって作るか、グズグズしていましたが、チャンネルを切り出し、間に合わせました。特に円弧の仕上げが問題でしたが、結局、いつものように妥協しました。
 
シンダー除けカバー以外は、ドーム前のステップ上の手すり、吹出弁です。
C59131の実物は、S.22.9.30川車で落成。下関機関区で稼動開始。S.33.4、下関から広一に。S.39.7、糸崎を最後に、S.41.2廃車。
この機関車の特徴は、「自動式の動力逆転機」と「広島独特の明り窓付きキャブ」です。下関の緑ナンバーを付けていた時代があると何かの本で見たような記憶があるのですが、定かではありません。
明り窓は、裏からではなく、嵌めこみ式にしました。なかなかピッタリの窓は作ることが出来ず、かなり時間が掛かっています。板厚を目立たなくするため、切断断面に黒のアクリル絵具を塗っています。
缶水清浄装置の大型が付くので、非公式側のランボードは、その部分、一段下がっています。
これまでのC62群に混じって山陽線急客牽引で活躍させたいと思っています。
上り急行「筑紫」牽引のYouTubeの動画
(2010.11.8)
実は、このフレームの一番上の写真を見て、愕然としました。な、なんと、有るべき所に有るべきものが有りません。テンダー後部のステップが見えないのです。テールライトの赤を筆差している時は絶対有りました。何処で無くなったか?探したけど分かりません。
「C59161」用のテンダーを急遽、入れ替えました。(「C59161」も塗装済みですが、機関車部分に問題があり、落成はもう少し先になります。)
(2010.11.8)
無くなったというステップは、この写真で見ると向かって右のホース付きのテンダー後部ステップのことです。(上の写真でも左端に見えています。)

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