特急「かもめ」2002年製KATO  (2020.11.29)

 私が小学校2年の時、昭和36年10月、三原電化時に登場した湘南色東海型低運転台新型電車の準急「びんご」と同時に、82系DC特急「かもめ」が登場しました。運転席の局面ガラスは、大きく側面まで廻り込んだパノラミックウィンドウ。広島駅のホームで偶然にも間近で見ることが出来たこの時の印象は、60年近く経過した今でも、はっきり覚えていて、それはとてもとても鮮烈でした。「かっこええーっ!」
 昭和36年10月〜43年9月、京都−長崎・宮崎間。 昭和43年10月〜50年3月、京都−長崎・佐世保間。(昭和47年3月山陽新幹線岡山開業後も京都発着)
 
 2003年4月、当鉄道には特急「まつかぜ」として既にUPしておりましたが、このところの室内灯をLED製に交換することや、昨年キハ82900が発売され、クーラー小も入手可能になり、キハ82の屋根上をもう1両改造するということで、別に目新しくもありませんが、写真も新たに撮りましたので、特急「かもめ」としてUPします。    

キハ82にエンドウ製タブレットキャッチャーを取り付けています。平キサゲでタブレットキャッチャーのモールドを削り取ります。その時、まわりに傷を付けないように細心の注意が必要です。
(2020.11.29)
タブレットキャッチャーにはメタルプライマーを下塗りし、取付座にGM4のクリーム4号、バーの部分にAS12シルバーメタルを塗っています。
ワイパーはフクシマ模型の1本タイプに交換しています。やはりAS12シルバーメタルを塗っています。
(写真の下から2つ目)
キハ82の1両については、2003年キノコ型クーラーをデビュー当時の2個にしていました。この度ついでに表面を研磨し直しました。
(写真の一番下)
実物と同様、次段階のクーラー増設を施行しました。即ちキノコ型クーラーを半分にカットしたようなクーラー小が取り付けられましたが、キハ82の1両を改造します。製品のクーラー取り付け用のモールドを削り取ります。
(写真の上2両)製品のまま。実物製造当初からクーラーを増設したもの。
(写真の上から3両目)実物初期車にクーラーを増設したもの。クーラー小と屋根をGM8の缶スプレー銀色で吹きます。今回模型改造。
(写真の一番下)実物初期車。屋根をGM8の缶スプレー銀色で吹きます。模型は2003年4月一旦改造済。
室内灯は、準急「びんご」と同様の加工。カンテラ工房が販売する「花蓮 極ストレート(昼白色)6両セット TOMIX製HO車両用半田済みLEDテープ室内灯」という製品を、KATO車両用に改造して取り付けています。
 KATO「7-501」室内灯に比べると格段に明るくなりました。
(写真はモーター車を抜いて10連で写真を撮っています)
こちらは「かもめ」同士のすれ違いの積もり。 
キハ82の4両揃い踏み。 
子供の頃、編成中に頭同士がつながるのも興味深いものでした。 
キハ82初期車。 


82系DC特急「かもめ」12連。

夜もまた楽し!

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