カツミ 営団3000   MPギアによる動力化、室内灯のLED化、通電カプラー取り付け     (2023.4.16new)

カツミ製営団3000 2両編成です。1997年、日本鉄道模型ショー記念として発売された製品ですが、3年前に先頭車のみ中古で入手しました。実物は1960年に1次車が誕生して以来、9次車まで約300両製造された名車です。
長野電鉄に移籍した3500系のイメージで、当方の「吉備路電気鉄道」に配属されていましたが、モーター車ではないので、東急デハ7000にぶら下がって運用されていました。この度、MPギアとEN22モーターを組み合わせ動力化し、同時に東急デハ7000と同じく、室内灯のLED化とIMONの通電カプラー取り付けの加工をしました。
写真上:3000奇数車(パンタ車、モーター車に改造)
写真下:3000偶数車(パンタ取り外し、トレーラー車) 
箱型ベンチレータやFS348およびFS510台車を装備した新製品が最近発売されたようですが、「まっこうくじら」のおでこ部分もきれいに仕上げられています。1997年製は、このおでこ部分がちょっと気に食わないのですが、この度の新製品には到底手が出ません。
MPギアを装備するためのプレーンFS336台車(348)も在庫は無く、どうしたものかと思っていましたが、試しに「軸受けメタル プレーン」という製品を見つけ購入してみると、ピボット軸受けと嵌め替えて交換できるではないですか。それですんなり動力化に進むことにしました。
取付穴やらタップ穴など、なんせ床板が1mm厚のアルミ板。加工は、はかどります。強度の心配は、先の東急7000系で実証済み。そこそこ大丈夫でしょう。
写真のモータ連結シャフトは切断しても長すぎて使用できず、結局有り合わせのユニバーサルジョイントなどの部品で賄いました。(次の写真参照) 
動力化の構成 
屋根上は8角ベンチレータ。 
東急7000系と同じように車体は上下分離可能。
長野電鉄に移籍した3500系のイメージで
写真上:3536(パンタ取り外し車、トレーラー車) 
写真下:3526(パンタ車、モーター車に改造、長電はパンタの連結面側のベンチレータは箱型)
なお、長野電鉄への譲渡車は台車をFS510に換装。
完成!! 
IMON製通電カプラ 
おでこ部分が気に入らないが、まあ実物もよく見ると、ちょっと変? 
室内灯も東急7000系と同じテープLED使用。 


「吉備路電気鉄道」の車両たちと

3000系単独2連の仕業


熟成中のページに戻る。

「1/80我が愛しの鉄道模型」のトップページ  へ戻る