伯備線のD51その3   (2021.2.6) (2021.3.29) (2021.4.4) (2021.5.4)

2006.12.31
1980年(昭和55年)頃だと思いますが、カツミのSLシリーズのキットを買って、ちょこちょこつついてジャンク状態にしてしまっていたものを、一応、少しは見られるように、多少整備したのが、この車両を最初に「熟成中のページ」にUPした2006年です。それをこちらのページに移転統合します。 
 
 
  2007.8.31 
その次の年に塗装完了させ「昭和30年代前半山陽線の機関車たち」にUPしました。年代前半山陽線の機関車たち昭和30年代前半山陽線の機関車たち
 
 
(2021.2.6)
そしてこの度、塗装を剥離し、「伯備線のD51その3 」として整備していきます。
 
 
伯備線D51その1その2と同様、シリンダーブロックは安達製にロスト製のバルブカバー前後、シリンダーカバー前後を取り付けています。


(下の左写真)我が鉄道の標準仕様ですが、シリンダーカバー前のピストン尻棒案内部は、内側をヤスって薄くし、
(下の右写真)公式側は絶縁のためマスキングテープを貼っています。これで左回りの曲線でもショートせず快調に走行します。
   
 
 
非公式側。ボイラー部の配管が、 このままじゃ、やっぱりまだ寂しいですね。 
その昔、HOWA製(?)の開閉可能な煙室扉が発売されていました。C62用もありましたね。
 (2021.3.29) 

久し振りの更新です。
上の写真のカプラーポケットですが、これはかの中尾豊さんが先台車マウントを提唱され、TMS307号〜312号(1974.1月号〜6月号)に掲載された「蒸気製作技法」に影響を受けて取り付けたものです。左右の可動範囲も広がり、半径の小さい曲線の走行時のバック運転や重連等、またS字カーブなど、様々な状況にも対応が出来るというものでした。カワイのドロップ製大型カプラーポケットの上部コの字型を使ったものでした。
ただ私の場合、これはやめて見た目重視の普通のカプラーポケットおよびデッキに戻しました。
非公式側。ボイラー部の配管が、寂しいと言った手前、配管を増設しました。  
下の写真と合わせて見てください。
(下左写真)製品のままの状態。
(下中写真)機関区名札差のエッチング表現を研磨して平滑にしました。
(下右写真)番号板、札差、タブレットキャッチャーを取り付けました。 
     
  集煙装置開閉用エアシリンダーを駆動するための空気作用管を取り付けました。 
0.25φリン青銅線2本を作用管受けに通すのにどれだけ時間が掛かったか?視力の限界を感じてます。
逆転棒ネジカバーが付いていませんね。
 
 
塗装まであと一歩のところまで来ました。・・・ということにします。
 (2021.4.4)

前回、逆転棒ネジカバーが付いていないと言っていましたが、忘れないうちに取り付けました。
またキャブ上に発煙筒も取り付けました。
(2021.5.4) 
今年のゴールデンウィークもまた天気が悪いのかと思っていましたが、3日になって漸く天気に恵まれました。
3両同時に塗装しようかと思いましたが、一度に失敗するとダメージが大きいので、一応2両で進めました。
D51その2(D51861)の進行もこのページでまとめます。

洗浄は前もって行なっていましたので、即プライマー塗布からです。
今まで何回も繰り返して来たはずの作業ですが、キツネに摘ままれたような変てこな問題が続出しました。プライマーが濃すぎるのか(?)吹いていたら直ぐにノズルが詰まって出なくなります。ガンを見ると、ねっとりと固まっています。何回掃除したでしょう。薄めで誤魔化したようなプライマー吹きになりました。塗膜が弱くなっていなければ良いのですが・・・。
(2021.5.4) 
5月3日約8時間の仕事です。勿論、プライマーと黒色塗装の間はそれぞれのパーツで3〜4時間は空いていますが短すぎますか?
何時まで経っても我が塗装作業は確立しません。前の失敗を教訓に出来ない何時も「行き当たりばったり」状態です。
(2021.5.4) 
黒色には適当に赤色や灰色やフラットベースを、勘を頼りにそこそこの量を混ぜています。
鷹取式集煙装置はハンダ付けすると塗装が回らないと判断し、別々に塗装し、結局、塗装後の貼り付けにしました。
(2021.5.4) 
艶消しはどぎつくもなく、まあまあ艶を抑えた自分的には好ましい落ち着いた塗装仕上がりになりました。良かったー!!
(2021.5.4) 
ここから作用管、安全弁、汽笛などの磨き出し、ナンバープレートの貼り付け、ヘッドライトの装備など、まだまだ時間が掛かりそうです。
完成は、D51その1(長工式デフのD51473)の塗装が済んでからでしょうか?

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