ストラクチャー 

「納屋」
エムズコレクションのバラキット組立。
「火の見やぐら」(2005.7.3 )
このところ何やかんやと忙しくて中々模型が進みませんが、今日、少し時間が出来ましたので、「何ぞしなければ!」という強迫観念にも襲われ、山ほどあるキットや作りかけの物の箱を開け、ごそごそした結果、この奄美屋のキット「雨宮村の火の見やぐら」に決定しました。やり始めると案外、すんなりと出来上がりました。半田ごても久しぶりです。塗装はまだですが、しばらくHPを更新していなかったので、これでもUPします。お許しを!!
「詰所(材木置場付)」(2005.9.25 )
エコーモデルが1978年に2500円で発売したキットを、購入以来27年間そのままにしていましたが、恥ずかしながら、この度やっと完成させました。屋根はエコーモデルの「日本瓦セット」を使い、製品の波板仕様とは異なるものに仕上げました。
羽目板など面倒なところもありますが、私のような未熟な腕でも効果は抜群ですね。適当な大きさのベニヤで作ったベースに乗せて写真を撮りました。
エコーモデルの「2.5mm幅下見板用STウッド」と「日本瓦セット」を使って、建物の製作を頑張ろうと言う気が起こっているのですが、この気持ちが長続きしないことが、困るんです。
「エナメルカンバン」(2005.9.25 )
上記「納屋」に取り付ける看板を、エムズコレクションのキットの箱の中を漁っていましたが、「待てよ。いつかの『とれいん』のなかに有ったよな。」と思い出し、それから必死に探しました。はじめ一生懸命No.100以降を探していましたが、もっと古いNo.98(1983年2月号)に「有りました。有りました。」 さっそく、カッターで切り出そうとしたところで、再び「待てよ。」 再生できないものか、やってみました。スキャナーでパソコンにとり、フォトプリント紙に印刷してみると、ほぼ同等のもの(右)が出来上がりました。いつか利用してやろうと思っていたものが無傷で残り、世の中進歩したなと驚きです。
「納屋」(2005.9.25 )
上記「エナメルカンバン」をちょっと付けると楽しくなります。調子に乗って、付けられるだけ付けてみました。妻に「付けすぎじゃないの?」と言われてしまいましたが、如何でしょう? その点、母は「フンフン」とうなずいてくれました。古く、且つ、田舎の人間には分かるということか?
上写真の反対側。4面すべてに貼ってある状態はちょっと変ですね。そもそも看板は宣伝のためなので、列車の乗客や道路から見える側だけだと思います。まあ一応、線路と道路に挟まれた建物という設定で・・・・・
「詰所」(2005.10.16 )
1985年珊瑚模型発売のストラクチャーシリーズ「詰所A」「詰所B」の2棟です。その時点で私の妻が組み立ててくれていましたが、この度、白壁や羽目板を塗り直すなど、少し手を加えました。
「作業員詰所」(2005.10.16 )
ヒルマモデルクラフト製のノスタルジックシリーズキットを元に、エコーモデルの「2.5mm幅下見板用STウッド」と「日本瓦セット」を使って、仕上げました。エコーモデルから発売されていた雨樋は、現在入手不可能なので、横樋は1.2Φの真鍮線を半分削って、甲丸にしましたが、ちょっと疲れる作業でした。縦樋は1.0Φを使いました。
雨樋の構造、組立。こんな方法にしています。
建屋横正面の図。
「小さな倉庫」(2005.10.16 )
上の「作業員詰所」と同様にヒルマモデルクラフト製のキットの改造です。
ピンボケの写真ばかりで、すみません。
「しもたや」(2006.1.1)
エムズコレクション製キットを組み立てました。
張り出し部は、家の左右どちらでも付けられるように、まだ固定していません。
適当にウェザリングをしました。
左、「よろずや」(2006.1.8)
エムズコレクション製キットを組み立てました。遊びで、前面の引き戸部に「ひさしテント」を取り付けてみました。適当に印刷した紙と真鍮線の組み合わせです。取り付ける前は、「派手かな?」とも思いましたが、取り付けてみると、思ったより雰囲気がいいと自己満足しています。
右、「山本種苗店」(2006.1.8)
エムズコレクション製「よろずや」のキットをコピーして、有りあわせの材料を使って組み立てました。キットにある看板はちょっと大きいので、またスキャナーでパソコンに取り込み、縮小して使いました。
「よろずや」の正面から見て右側の張り出し部と、正面の引き戸部は寸法が違いますが、それ以外は寸法を同じにしています。壁材を変えて、変化を求めました。
左、「かどや」(2006.1.15)
エムズコレクション製キットを組み立てました。「かどや不動産」にするか、「ふとんのかどや」にするか、迷うところですが、不動産はやたら「貼紙をベタベタ」というイメージなので、貼紙の少ない方にしました。
右、「みよしや食堂」(2006.1.15)
エムズコレクション製「駅前食堂」のキットを組み立てました。他のキットに比べ、やや大振りです。ペーパーで表現してある屋根トタンは、秀逸の出来です。もちろん無塗装です。のれんは、なぜか郷愁を誘います。
この「エムズコレクション」の一連のキットは設計から組立まで、特に素材の選定など、本当に感心させられます。
前々作「しもたや」を並べて絵にしてみました。
な、な、なんと母の自作「藁葺き農家」(2006.2.5)
私のストラクチャーの仕掛り数がだんだん増えてくるに従い、母がどうだこうだと、チャチャ?突っ込み?を入れてくれだしました。「私も藁葺き農家がつくりたい。」と言うので、ちょうどTMS2005年9月号に北原さんの記事がありましたので見せたところ、「ちょっと貸しといてね。」と言い、ごそごそ始めたようでした。
1作目が出来上がった時、「藁の材料はなかなか良いのが見つからない」とか、「屋根の角度がおかしい」とか言っていましたが、摂津鉄道の記事などもいろいろ「ハイ」と渡しておきました。
先日、「倉庫の屋根に波板が欲しい。」とのことで、ヒルマの残材に茶色を塗って作ってやりました。
実は昨日、これらの写真のように農家が4棟あるのを知りました。本当にびっくりしました。「1軒だけじゃ、おかしいでしょ。」だそうです。ただし、右奥の家はまだ屋根だけです。その他、家の中もちゃんと出来ていて、障子や畳や柱などもあります。外は煙突をつけたり、薪を積んだり、いろいろやっているようです。
今日、「瓦を分けてくれ。」と言うので、製作中の建物を見ると、また屋根の構成がおかしいのです。変なんです。母のオリジナルを一応大切にしながら、ついつい、手を出してしまい、結局屋根全体を作ってしまいました。それがこの写真では一番右向こうに見える「離れ兼納屋」の建物です。
今日の午前中の話ですが、私が工作しているのをずっと横で見ていました。「我が意を得たり」的な姿でした。この先どうなるのでしょう?楽しみなような・・・・・。
「駅前バス営業所」(2006.2.19)
ヒルマモデルクラフト製のキットを元に、エコーモデルの「2.5mm幅下見板用STウッド」と真鍮製の「屋根用波板」を使って、仕上げました。
真鍮製の「屋根用波板」を使った理由は、元々のキットに含まれているプラ製波板と紙製屋根が、どうしてもそってくるので、対策を施すよりも、いっそのこと土台ごと真鍮にした方が、あっさり解決できるかなと考えたからです。
一度、ハイカラムードを出す意味で、カラフルに青大将色の淡緑5号と白を混ぜた色に塗ったのですが、やはり、色を落として、オーソドックスな色に塗り替えました。ただ窓枠などは緑が残りました。時代設定が昭和40年代以降であれば、そのままの色で良かったかもしれません。
車庫の中の青系のバスは津川洋行、向こうの赤と緑のバスはOさんから譲っていただいたものです。
「通運事務所」(2006.3.21)
1980年代に珊瑚模型が発売したストラクチャーシリーズ。オート三輪付きで、「¥6800岡山模型店DAN」のシール添付の箱を引っ張り出しました。このキットは、真鍮板とホワイトメタルで構成され、瞬間接着剤で組み立てました。塗装時、誤って床に落としてしまいました。するとどうでしょう。ばらばらに分解したり、壁は曲がったり、散々でした。気を取り直し、再度組み立て、塗装をしました。
壁は黄だけではちょっと過ぎるので白を混ぜ合わせ、腰は薄めのウッドブラウン、屋根はやや濃い目のグレーを塗りました。窓枠はプラスティック製なので、ウッドブラウンの缶スプレーです。
トラックは津川洋行発売の「いすずTX41型」。リヤカーはエコーモデルのキット組立です。
な、な、なんと母の自作「藁葺き農家」第2弾(2006.8.16)
5棟目は、雨戸が閉まった、お留守の藁葺き農家。バラエティーをいろいろ考えているようです。
藁葺き農家4棟目と蔵の組み合わせです。背景の立ち木類も母の自作です。UPで見ると?の部分もありますが、こうやって数で勝負されると完敗です。いい雰囲気が出ています。
この植物は市販品利用とのこと。リースと言うのでしょうか、贈り物用の小型の花の輪を分解したようです。いろいろ利用できるんですね。畑にも生垣にもなりそうですね。
蔵の壁ははナマコ瓦を漆喰で止めた我が備後地方にはちょくちょく見られるタイプ。妻の下半分は母の自作の下見板。屋根はまた手伝わさせていただきました、ハイ。
2008.11.9
久々にエムズコレクション製キットを組み立てました。「蔵」です。
2008.11.9
以前の「納屋」と並べてみました。」
2008.11.9
例によって『トレインNo.98』の「エナメル看板」を印刷し、適当に取り付けました。
2008.11.9
例えばこの2棟の「ニッカ ウ井スキー」の看板を比較してみて下さい。納屋の方の3年前のジェットプリンター印刷の「赤」が色褪せして、「橙」になっています。でもこれもまた良しです。
2009.3.1
またまた久々にエムズコレクション製キットを組み立てました。「駐在所」です。
2009.3.1
全長を半間分、模型にして11.5mmですが、縮めました。
駐在所看板が少しねじれていますね。後で直します。
2009.3.1
便所をこの面に持って来ました。窓も新設しました。
2009.3.1
正面。
2009.3.1
3年前に作った「ふとんのかどや」を修正して、「うどんのかどや」にしました。看板の上から「う」を書き重ね、不要部を白で消しました。文字の型が残りますが、良しとします。(いい加減な性格が大事、固い事は言いません。)
駐在所と共に、作成中の支線の駅前に配置予定です。
2010.1.1
勝戸驛
1997年(H.9)発売のMODEMO製「ローカル駅舎」です。発売時点で購入していたのですが、この度やっと完成しました。
1999年の「とれいん12月号(No.300)」に三木浩三さんが「揖保川地鉄大池駅」として発表されている記事を見て、「いずれ私も・・・」と思いながら、ちょうど10年経過してしまいました。
ホーム側に差し掛け追加、壁上部はモールドを削り取り、白壁に仕上げました。
2010.1.1
差し掛け屋根は、ありあわせの真鍮製客車床板に真鍮製波板をハンダ付けしたもの。差し掛け柱類は、木製角材の組み合わせ。白壁部分の柱はエムズコレクションの余った材料で。
2010.1.1
木製の柱は、当初オイルステインで塗ったのですが、組立が下手で、接着剤だらけ、オイルステインは上手く載らず、最終的には、アクリル塗料のフラットブラウンを筆塗りしました。木材を染めるだけならオイルステインは最高のものだと確認しました(いまごろ)。次回に活かすぞ。
便所も製品に付属していました。
2010.1.1
「勝戸驛」としましたが、紺の下地に白抜きの文字(有澤太楷書)の駅名表札を印刷し貼っています。
屋根は、ツヤ消しNATOブラックをスプレーしました。壁裾などタミヤウェザリングマスターでウェザリングしていますが、写真で見ると強烈ですね。
2010.1.1
三木浩三さんの素晴らしい作品には、遠く及びませんが、自分ではひとり悦に入っています。
支線その2の終着駅になる予定です。

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