8‐1. 吉備路電気鉄道 (私の心象鉄道) (2002.7.15)
1997年の正月の家族旅行で一畑薬師や出雲大社に車で出掛けました。勿論、私としては山陰線の列車や一畑電鉄が一応目当てではありましたが、実を言うと一畑電鉄には、あまりそれほど興味がありませんでした。
ところが、出雲大社は車が混んで止められないだろうから、車を置いて電車で行こうということに、家族を無理矢理納得させて、「美談(みだみ)」から往復乗車しました。見たり乗ったりしますと、古豪の味が何とも言えずあり、のどかなその辺りのロケーションと一緒にいっぺんに好きになってしまいました。
旅行から帰ると、ちょうどその頃、発売されていた乗工社バラキットを(デハ1も含めて3両)、早速購入したのは言うまでもありません。
しかししかし、また熱は覚め、デハ1はよそに貰われて行ったり、この2両はそのまま眠っておりましたところ、2001年暮、宮下氏のあの「地鉄電車慕情」という恐ろしくも影響力のある偉大な本が出ると、またまた再燃した訳です。ただ「一畑電鉄」ということではなく、表題の通り、私の心象鉄道に仕上げたく、塗装色をあれやこれやと悩むのを楽しんでいるところです。
塗装もしていない、裸のような状態ですが、アップします。悪しからず。
塗装色でまだ迷っていますが、やはり銚子か、西武か、越後か・・・落ち着くところは、このあたりの組み合わせかな、という感じです。 | ||
(左)デハニ50 1996年製 乗工社バラキット組立 (右)デハ20 1996年製 乗工社バラキット組立 |
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デハ1100 1997年製 天賞堂バラキット組立 (初回製造は1980年) 「地鉄電車慕情」に刺激され、2002年岡山模型にて購入。8月から組み始めて。この度やっと塗装前までこぎつけた。 記念撮影のため、セロテープで窓セル貼り付け。 |
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私鉄/古典タイプ木造貨車ト・ワ・ワフ 1983年製 エコーモデルバラキット組立 |
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2002年9月、S鉄道より、バラキット状態で転入。「阿部さん設計の貨車は、カッターナイフと瞬間接着剤だけでも何とかなる設計ですから、1日もあれば完成できると思います。私も16番をやっていたころに組みましたが、簡単でした。」とコメントを頂いたのですが、手の遅い私のこと、そんな時間では、「とてもとても」という状況でした。皆さんがすぐ出来ることでも、私はいくらでも時間がかかってしまいます。こんな所でよく自己嫌悪におちいってしまいます。 |
*ここから久々の更新です。旧型車は未塗装のままですが、他でちょっとだけ変化がありました。(2006.10.22
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↑ 凸電機ED22の牽くローカル貨物列車 ↓
(2006.10.22 ) この度、吉備路電気鉄道では、久々の新車が配備されました。フクシマ模型のED22です。 |
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私鉄/古典タイプ木造貨車ワ 1983年製、2002年組立、2006年完成。 エコーモデルバラキット組立組立後4年が経過し、やっと塗装新製、デビューいたしました。 |
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私鉄/古典タイプ木造貨車ト 1983年製、2002年組立、2006年完成。 | |
私鉄/古典タイプ木造貨車ワフ 1983年製、2002年組立、2006年完成。 |
↑ 新配属の7000系2両編成 ↓
(2006.10.22 ) カツミ東急デハ7000.デハ7100を中古で購入しました。てっきり、モーター付きだと思っていましたが2両ともトレーラーでした。この度やっとMP化して、晴れて出場となりました。 |
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旧型車主体の吉備路電気鉄道のつもりですが、都会からの転籍配置とは言え、弊社ではピカピカの新車の配属です。 |
*モデル8製の近江鉄道 ED311が、我が吉備路電気鉄道に入線しました。(2009.4.12)
写真を撮る時、気付かなかったのですが、パンタのシューが傾いていました。(お許しを!)
14両編成のセメント列車を牽引して、繋がったばかりの支線の1%勾配を下ります。
無骨だが愛嬌のある、独特のスタイル
2基のトラクションモーターを装備し、走行も快調です。