機関区

(2006.1.22)
「いつかは機関区を我が鉄道にも!」と思いつつ、手が付かない状態でしたが、このたび、着手しました。駅の左手に位置します。「以前の運転場」のページの一番上の写真と比べて見ていただくと分かるのですが、12番線(一番奥の機回し線)の4個のポイント全て一旦路盤から外し、線路配置の変更をして付け替えました。ある程度スムースに機関区に繋がる様にしました。
この機関区のセクションのレールは、押しピンで仮に止めているだけです。あっちやこっちから眺め回して、気に入ったところで決定しようと思っています。多分ストラクチャー類がある程度出来た後になると思いますが、何時になりますことやら・・・。
(2006.2.12)
機関区周りのストラクチャーが少し揃いましたので、この辺で一旦記念撮影です。並べただけでも雰囲気が出ていると自己満足しています。
「大型給炭塔とクレーン」
モデルワークス製のキット組立。高価なキットですが、一から自作することを考えれば、きわめてリーズナブルな価格だと思います。そして何より、印象把握が良く出来ていて、組み易い設計も素晴らしいと思います。出来上がって写真のように置いただけで、効果抜群です。
あと、バケットの取り付けや、サドル部分に9ミリゲージのレールバスの下回りをはめ込む作業が残っています。
鉄道ダイヤ情報の増刊で「ロコ・プレス」という本が平成13年3月に発刊されましたが、それに製作記事が載っており、その時からの想いがやっと実現しそうです。
「給砂塔と砂焼小屋」
モデルワークス製のキット組立。塔上部に手すりを、給砂パイプの根元に砂溜め?を、それぞれ追加しました。
小屋のほうは、例によってエコーモデルの「2.5mm幅下見板用STウッド」を使っています。
「乗務員詰所」
ヒルマモデルクラフト製のキットを元に、エコーモデルの「2.5mm幅下見板用STウッド」と「日本瓦セット」を使って、仕上げました。以前にストラクチャーの項で紹介した「作業員詰所」や「小さな倉庫」と同様です。ただ違うのは雨樋を付けていないこと。最近、エコーモデルから、雨樋セットが発売されたようなので購入しなくっちゃ!!
この写真を見ていると、屋根が反ってきてますね。これは直します。
「大型給水タンク」
これは、Kさん製作、給水タンクです。おそらく150トンから160トンくらいでしょうか?模型の給水タンクとしては、とにかく大型です。
「給水スポート」
モデルワークス製の完成品です。日本型と言えるかどうか知りませんが、絵になっています。組立済みがありがたい。
タクトワンの蒸気機関車写真集の「機関区風景」はいろいろと参考になります。しかし、こと給水スポートについては、配置のルールというか、よく分かりません。現状、2基購入しましたが、給炭塔や給砂塔との位置関係は本来どうなっているんでしょう。
(2006.3.21)
「扇型庫」
色々な実物誌(特にタクトワンの蒸気機関車写真集)や、「RMModels」64号〜66号に連載された西村慶明さんの「扇型庫」を参考に設計しました。「あーでもない、こーでもない」とさんざんこねくり回しましたが、やっとでっち上げの図面を書きました。そしてようやく紙と木を使って製作に取り掛かりました。木の角材6x6、6x3、6x2、5x2、4x2、3x3等、紙は板目表紙というボール紙です。
(2007.4.30)
機関区は、ベニヤ板だけの仮置きでしたので、1日かけて立派な(?)ベースを作りました。
写真でベースの下に見える掃除機は、この部屋専用です。ベニヤ板やラワン材を切ったり、それに穴を開けたり、1ケ所ごとに使用しています。
(2008.2.2)
「ターンテーブル」組立中
珊瑚模型の下路式ターンテーブルです。
上路式も同時発売ということで、上路式の格好良さに魅かれたのですが、ここはやはり糸崎の下路式に一番馴染みがあるということで、下路式に変更しました。

発売の1年半も前から岡山模型さんに予約注文し、発売を首を長くして待ったものです。そうして入手したのですが、説明書をぱらぱらとめくっただけで気後れし、そのままにしていました。一昨年2006年(H.18)8月購入から、既に1年以上経過しています。
ロストの櫓は秀逸の出来です。コレを組み立てなくて済むのは大助かりですね。
全体の出来上がりは何時のことやら・・・

熟成中のページから「ターンテーブル」をこのページに移動させ、ここから下は、久々ですが、その後の進展をUPしていきます。

TMS721号(2004年2月号)の珊瑚模型店の広告ページ「SALOON情報」に270φターンテーブルの製作情報が記載され、2005年春に予約注文し、完成を夢見て、この機関区のページを立ち上げました。そして2006年8月いよいよターンテーブル発売、購入。
それから以後は、悪戦苦闘が続いていますが、やっと少しは形が出来てきました。多少なりとも見て頂けるかなと思い、UPします。

しかし、このターンテーブルの製品は、本当に良く出来ていると感心させられます。珊瑚模型に集う方々の熱意と知恵と技術によって熟成され、そして生まれたようですが、そのプロジェクトの方々に敬意を表します。本当は、自動制御まで行きたいのですが、何分高価なもの(効果的なものであることは間違いないでしょうが)ですし、現状、アナログ目視運転で何とかやっていこうと思います。(2010.2.8)

(2010.2.8)
悪戦苦闘が続いていますが、やっと少しは形が出来てきました。
線路の敷設、電気配線など、まだの部分もありますが、現状報告いたします。
塗装は「湘南電車の緑」と「グレー」に「フラットベース」を混ぜたものです。
ガーターサイドに「安全第一」のインレタを使いました。
もう一方のサイドには「指差確認」を入れました。
4本の入出庫線とターンテーブルを挟んでその4本の反対側の線をスパイクしました。
4本の入出庫線は、向うの駅のポイントと、こちらのターンテーブルの間で1ヶ所ずつギャップを切っています。
このページの一番上と2番目の写真と比較すると分かるのですが、4本の入出庫線の長さは、当初の計画からは、かなり短くなっています。
恥ずかしながら、扇形庫は全然進んでいません。
施錠用の転轍機です。黒染めした積りなのですが、思ったように黒く染まっていません。いずれ黒く塗ってしまいましょう。
実物では、この転轍機は、牽引車とテーブルの間にある例も有りますが、糸崎のものは、テーブルを挟んで牽引車と反対のこの位置でした。
一応、レバーとリンクのみは動くようにしています。
牽引車(運転操作室)の扉は開けた状態にしています。
扉の周囲には、0.8のアングルをハンダ付けし、裏打ち感を出しました。操作盤は、電車用運転台を加工して貼り付けています。その他、吊りフック、扉部雨樋、ステップ、照明ランプなど。
「あさかぜ」牽引仕業に、いざ出庫!
(2010.2.14)
ターンテーブルのコントローラーを作りました。
メーカー完成品の「TTコントローラー」をそのまま使うつもりでしたが、機関区部分の制御を全て纏めてコンパクトにしたいという気持ちから、別途、製作しました。
「TTコントローラー」の電気部品は全て流用しました。
他に用意したものは、アルミ製の箱、1段1回路25接点のロータリースイッチ、そのツマミ、中間OFF無しの6P逆転スイッチ、25芯のコネクターです。
上の段、左から順に
@  施錠⇔解放の切替スイッチ
A  テーブル上の走行リバーススイッチ
B  パイロットランプ
C  回転⇔走行の切替スイッチ
D  Cに連動した動きの中間OFFつき正逆切替スイッチ
下の段、左
   進路選択ロータリースイッチ
下の段、右
   Cに連動した動きのボリューム
機関車は、牽引車(運転操作室)を横切らないことを「ノーマル」状態にしました。(A)
その状態で、テーブルとテーブルに繋がる21線の極性を揃えます。庫からテーブルに向かうのが「FWD(前進)」です。機関車が、牽引車(運転操作室)を横切る時はAを「X CAB(クロスキャブの意味の積もり)」に切り替えます。これで常に本線のメインコントロールと同じDの「FWD⇔REV」になります。
本線に繋がる入出庫線1〜4は、本線のメインコントロールからも制御します。(もちろん同時制御は禁止です。)
テーブルに繋がる21線の線路を敷きました。但し、庫の中は、ピットを掘るかどうか迷っていますので、臨時にコンクリート枕木付き線路を繋いでいます。当初、本線に使っていたものがまだまだ残っています。
スパイク中にテーブルのヤグラを引っ掛けて壊してしまいました。泣きたくなりました。牽引車(運転操作室)も壊しそうなので、当面、外しておきます。あと、テーブル横の施錠用転轍機も壊しそうなんですが・・・・。
次は21線の配線です。
まだまだ先は長いようです。
(2010.2.20)
頑張って、配線を仕上げました。
走行可能記念に動画を撮りました。しばらく、これで遊んでばっかりで、また、地面やシーナリーが、お預けになりそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=x3Aj4QBOSkk
(2010.11.6)
代わり映えしませんが、1枚追加します。

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