1.昭和30年代前半山陽線の機関車たち

 模型の蒸機を走らせるための調整は、私には難しいという観念から、我が鉄道は、電機や電車・気動車と共用の模型鉄道という想定でスタートしました。しかし、やはり蒸機全盛の山陽本線に最大の魅力を感じていましたので、コツコツとC62やD52を作り続けました。ギクシャクとしか動かない蒸機たちに、いつも腹立たしさや苛立たしさを感じながらの日々でした。
 
 ある日、D52の第3動輪のギアがくたびれてしまい、樹脂製が見つからないので何故か持っていた金属製に打ち替えました。動輪打ち替えだけでも当時の私には大冒険でした。「そんな事も知らなかったの」と言われてしまいそうだったのですが、調整具合で金属製でも音が静かになるんですねえ。同時にカンモーターに換装なども。 また、「とれいん」2001年5月号(No.317)の松本謙一氏の記事に習って、テンダー集電の代わりに機関車本体の非通電側の動輪タイヤにブラシを当てて集電してやると、途端に調子が良くなり、原因はテンダー側の集電が悪かったという単純なことの発見でした。客車も「重い」というジレンマに対し、いろいろな「ころがり」の追求、克服をしてやると、段々と蒸機って、走るもんじゃないか!!と自分なりに分かってきました。
 
 そうこうしながら、。2002年のホームページ開設当初10両程度だったた蒸機も山陰線のものを含め、現在30両程度になりました。最近はあまり進みませんが、もう少しは増備していきたいと思っているところです。(2011.8.16)


















C62 D52のページT D52のページU D52のページV C58
C59131 C59161 C5967 C5956 番外編/C52・C53

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