C59161のページ   (2010.11.13〜)  

  
給炭台の「C59 131」と並んで憩う「C59 161」。

(2010.11.13)
 長い間、放っていたC59161を完成させました。
C59131と同じ理由で完成が延び延びになっていましたが、塗装後、更に深刻な事態が・・・・。
組立が済んで試運転を行なうと、最初はすんなり動いていたものが、ある時、動かなくなりました。いろいろ突き回してやっと分かったのが、第2動輪の通電側軸が、緩んでいるのでした。
今まで、D52のギアを取り替えるために、動輪を2度ほど抜いたことがあるので、何とかはなるだろうと思っていましたが、でも手を下すのは、気力の充実した時でないと無理で、ちょっと放っていました。  
動輪を抜いて、軸の嵌め合いの部分をポンチで打って、そのカエリが、今度動輪を打ち込んだ時に、しっかり締まって嵌まる、といった具合になるのです。
この時、左右の動輪の角度は90度ずれるのですが、第1動輪や第3動輪を睨みつけながら見比べて、「エイッ、ヤー」で一発で決めます。角度を測ったことはありません。そんなシビアでなくてもOK。その証拠に、「良く走ります」。
C59161の実物は、S.21.7.4日立で落成。下関機関区で稼動開始。S.33.4、下関から広二に。S.37.10、再び下関、S.39.9、糸崎に移り、呉線電化まで活躍。S.45.10休車。寝台急行「安芸」の最終列車を牽引。この時、飾りつけとともにナンバープレートも赤に塗られてビックリ。学校サボって見に行った光景が忘れられません。
この161号機のテンダーは、後部ステップのはずれた131号機のものです。いつか、「C5967」の塗装時に、色を落として再度付け直したいと思います。それまでは、このままで暫定完成としておきます。
これまでのC62群に混じって山陽線急客牽引で活躍させたいと思っています。
一方、67号機も早く仕上げてやらないといけないんですが、塗装シーズン終了か?
YouTubeの動画(上り急行「筑紫」と下り特急「かもめ」のすれ違い)
熟成中のページから増えたものは、シンダー除けカバー、ドーム前のステップ上の手すり、吹出弁と、名前は分かりませんが、清缶剤送入装置に繋がるランボード下のタンクのようなものです。
空気作用管は4本タイプ。コンプレッサーのクリーナーの位置は、実際とは違うのですが、この一体型が好きなので。
もう一つ大変だったことを述べます。
ヘッドライトの点灯化ですが、131号は、珊瑚No.116の「点灯用LEDセット大」を使用しましたが、この161号もせっせと仕込みました。しかし、なかなか上手くいきません。ヘッドライトケースの中で上手くアースが取れないのです。ヘッドライトケースの中からパーツを出したり入れたり、その都度、配線の関係でボイラーのウェイトを出したり入れたり、ボディーも裏返したりなんかで、突き回しました。そうこうしていると、どこかボディー取付部品が取れたり壊れたり、不具合が起こらない方がおかしいと思いながらの作業で疲れました。特に、汽笛引き棒や加減弁引き棒が危ない。結局、点灯用LEDセットを壊してしまい、最終、モデルシーダーの「LEDヘッド・テールライトモジュールAタイプ片運用」を使いました。半日仕事でした。珊瑚のセット、まだ販売しているのでしょうか。
(2010.11.20)
C59131と振り替えた、後部ステップを紛失したテンダーを先頭にバック運転の下りローカル列車の出発です。
(2010.11.20)
見つけました。接着面積が、それなりに有りましたので瞬間接着剤で付けました。

熟成中のC59その1「C59 161」目指して!!のページへ。

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