C5956のページ   (2012.5.25)(2013.1.1)  

  
左「C59 161」と並ぶ右「C59 56」デフ上部取付ステー変型機。

(2012.5.25)
 先日のC5967と相前後してC5956を完成させました。「蒸気機関車スタイルブック」に載っているC5956の写真に刺激されて、56号機に決定しました。

ボイラーのプレスがどうのこうのとブツブツ言いながら、購入から30年、「エイ、ままよ!!」と開き直って3年、永い歳月をかけて、このたび漸く完成いたしました。思えば3回もバラしたり組んだり。感激もひとしおです。

挨拶・近況のページでも述べましたが、塗装段階で大ショックなことが起こりました。本塗装の最後のあたりで、本体を落としそうになったのですが、どうもその時に、どこかでコツンとやったみたいです。公式側のR形になったデフステーはデフ側で外れ、デフ自体も波打っています。泣きたくなりました。
写真にすると、あまり目立ちませんね。
塗装は、C5967よりは艶を抑えていますが、やはり、前のC59131C59161と並べてみますと、まだ艶の抑えは足らないようです。
C5956の実物は、S.17.3.15川車で落成。米原機関区で稼動開始。名古屋へ移動後再び米原へ。山陽路へはS.24.6、岡山、S.24.8、岩国に。S.34.4、下関、S.39.12廃車。
デフレクター上部取付ステーは、普通水平一直線だが、この56号機のように、大きく上方に弧を描いている機関車も一部見かけられた。浜松工場受持ちの機関区(静岡、浜松、名古屋、米原)所属の戦前形(1、2、3、13、14、15、38、44、57、70、72、96など)に多い。ちなみに昭和24年7〜8月から34年4月まで、岩国機関区に3両のC59が配属されているが、全車このタイプ。(2、56、96)
56号機のナンバープレートは「だるまや」さんに特注しました。
ちなみに他のナンバープレートは、
67号機・・・恐らく「だるまや」製だと思いますが、板の大きさが2種類表現されているC58・C59シリーズで、その小さい方(1・30・67)の中から切り出し。
131号機・・・だるまや3008「機関車番号板C59・C60」から。
161号機・・・珊瑚のキットに入っていたもの。
実物のC5956の非公式側の缶水清浄装置取付部のランボードが一段下がっているかどうかは不明です。タクトワンの一連の写真集の中からも探し当てていません。ですから私のC5956では、C59161と同様に製作しました。
戦前型のオーソドックスなテンダー台車。
ヘッドライトは、これもC5967と同じです。点灯しません。モデルシーダーのパーツを何個か予備でどこかに持っているはずなんですが・・・・・。
「C59 56」と「C59 67」の並び。



下り急行「雲仙」を牽引して、駅出発。

C59 4両揃い踏み。

(2013.1.1)
161号機と同様にモデルシーダーのLEDヘッドライトを取り付けました。難点は、少々電圧を上げないと(つまり、走り出さないと)光りだしません。
この画像と次の画像、動輪が動いているの、分かりますか?編成の後ろの方で列車が走り出さないように引っ張っています。
下り急行「阿蘇」を牽引。 

 

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