C5967のページ   (2012.5.19)(2013.1.1)        

  
広一区急客機「C59 67」。

(2012.5.19)
 長い間、放っていた「C5967」を完成させました。
 私の珊瑚の一連のC59達の紹介は、全て同じ文章で始まりますね。
C59131、C59161を完成させてから早1年半、この2両と同じ頃に生地完成していましたが、C5967はその後、何がネックになっていたかというと、缶水清浄装置の取替工事と、他のC59と同様、煙室扉の下のシンダー除けカバーです。
シンダー除けカバーは、煙室扉と給水加熱器カバーとの間隔が狭く、市販のパーツでは合わず、チャンネルを切り出し、間に合わせました。
他に熟成中のページから増えたものは、ドーム前のステップ上の手すり、吹出し弁です。
C5967の実物は、S.18.7.16川車で落成。糸崎機関区で稼動開始。S.23.10、広一に。S.39.12廃車。
広島工場・第1・第2機関区とも機関車の美観に熱心だったようで、S.29.2、甲修の際、エンジンとテンダーの上廻りをチョコレート色に(C5979は、濃グリーン色に)塗装されて出場しました。
同時にC53、C54のキャブを連想させる大型1枚窓への改造を実施しています。運転室特別整備車A(側窓拡張)広島工場運転室整備車第1号(C5979、C5995も同様)です。
テンダー台車は、10-25A。スパイクモデルのロストワックス製テンダー台車LT243、LT244と角型軸受を組み合わせたものです。
熟成中のページの缶水清浄装置は、取り替えました。同時に、一段下がったランボードの長さも金岡工房のパーツに合わせて短くし、この辺り、やり変えています。
131号機との違いをはっきりさせました。BOXの底辺がランボード上面とツライチになるのが131号機など一般的なパターン。「蒸気機関車スタイルブック」の写真によると、この67号機は、BOXの底辺がランボード上面よりかなり下がっています。
缶水清浄装置の下は、実物はかなり複雑な配管配線がなされております。分配器的なもの、バルブ類やコック類など、盛り沢山です。金岡工房のパーツは実に良く出来ています。惚れ惚れします。しかしそれに繋がる配管は、あっさり2本のみに省略しました。
塗装は、はじめ、良い色が出ているなと思っていたのですが、前のC59131、C59161と並べてみますと、その2両に比べ艶が有り過ぎました。今後、フラットベースを吹くことは有るかもしれませんが、剥離して塗装をやり直すことは絶対に無いと思います。(いろんなところで相当妥協するようになった?以前から?)
広島独特の運転室大型窓化改造の2両。(右は明り窓付きキャブのC59131)
色がこんなに違う。
ヘッドライトは、現在点灯しません。モデルシーダーのパーツを何個か予備で持っている筈なんですが見当たりません。そのうちに・・・、というところです。
(2013.1.1)
161号機と同様に、56号機と同時に、モデルシーダーのLEDヘッドライトを取り付けました。難点は、少々電圧を上げないと光りだしません。
上り急行「霧島」を牽引。  

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