D52 ページT

D52 その1  KTM製シュパーブライン

私が中2の頃(1967年頃)、手にした、シュパーブラインの最終期の製品。キット価格9,950円也。
私の#16歴で2機目の模型で、可動状態の機関車のなかでは断突に古く、特別に愛着ある車輌。(ちなみに1機目は、鉄模社のC62ですが、今はジャンク状態。)下まわりは、主台枠はKTMのゴールデンシリーズのD型スーパーフレームに、シリンダーも安達のバラキット組立品に変更しています。(この写真の時点では元のシリンダー)
動輪は当時のものですが、さすがに第3動輪のギアはくたびれてしまい、樹脂製が見つからないので少々音がうるさいのですが金属製に打ち替えています。カンモーターに換装。

(ここからH.16.6.5)
しかし、調整具合で金属製でも音が静かになるんですねえ。知りませんでした。あれやこれや調整しているうちに、発見しました。「そんな事も知らなかったの」と言われてしまいそうですが。
ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、TMS307号〜312号(1974.1月号〜6月号)に掲載された中尾豊氏の「蒸気製作技法」。飽きずに眺めながら、いつか私も作りたい、と思わせてくれる衝撃の連載でした。
その記事を参考にした技法の一つです。
従台車枠に公式側キャブ下の分配弁やチリコシや配管類を一まとめにして取り付けています。(但し、私のものは、ダイキャスト製の従台車ではなく、ドロップ製でロストの分配弁を取り付けています。)
私が子供の頃の山陽線で見ていたD52は、給水加熱器に金バンドが巻かれ、ランボードは白く塗られ、本当に美しく化粧されていて、王者の風格を誇示しながら活躍していました。


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D52 その2 KTM製シュパーブライン

篠原模型店特製品と称するものを中古で購入しましたが、動輪が固まっていたのを、シャフトを抜いて打ち替えたり、落下して各所が歪んでいたのを修正したり、相当手が掛かっています。パーツも数点取り替えています。
「とれいん」2001年5月号(No.317)の松本謙一氏の記事に習って、テンダー集電の代わりに機関車本体の非通電側の動輪タイヤにブラシを当てて集電。カンモーターに換装。
(ここからH.16.6.5)
D52142などに見られる砂箱作動用の空気作用管がドームの中を通り、反対側につながっています。
補助発電機をつけた昭和30年代終わり頃のいでたち。
キャブ下はオーソドックスな加工方法。
おっとテンダー台車の車輪が未塗装ですね。へへへ。
この一連のD52は、どれも特定ナンバーではありません。ところでこの「D52 204」をYAHOO検索をしてみますと、Nゲージで、マイクロエースから戦時型の製品が発売されているようです。今更ナンバープレートを剥がすなんて、殺生な。いつまで戦時型だったんでしょうか?一般型に改装されたのか?戦時型で生涯を終えたのか?当分これで参ります。
因みに我が山陰線のC57の「83号機」をYAHOO検索でみると、門鉄デフで名古屋にいたカマのようです。こちらも当分これでいきます。「YAHOO検索でいろいろわかるんですね。」


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D52 その3  KTM製SLシリーズ

D62として割とあっさり目に製作しましたが、最近になって車種統一のため、従台車を1軸に振り替えています。これも第3動輪のギアを打ち替えています。非通電側の動輪タイヤ部にブラシを当てて集電。カンモーターに換装。
(ここからH.16.6.5)
塗装を剥がしてディティ−ルアップをしました。

モアの集煙装置を取り付けました。集煙装置作動用シリンダの空気作用管も這わせています。
2系統の空気作用管を装備しました。
このD52では、分配弁やチリコシや配管類を一まとめにして、キャブ下のエンドビームに1.4mmビス1本で取り付けています。
上2両のシュパーブラインと違い、このSLシリーズでは、シンダ除けのサイズが大きくなっています。煙室扉下の先輪バネカバーのデッキ上の高さが違う為です。(このページの1番上の写真で、違いがハッキリわかると思います。)


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