新たに着手

(2007.4.30)
 2005年の夏前、駅部分を残して、すべて解体しました。(「以前の運転場」の項を参照)
 そして2006年の11月、運転場の部分の個室化工事のために、土台を残して、駅部分もブロック分割解体しました。
 2006年の年末、個室化工事完了。要は、大屋根の下が一体の屋根裏部屋だったものを、運転場部分だけの部屋にしたということ。屋根下の内張りと下の写真のように引き戸の追加。
 2007年2月にエアコン取り付け。これで、夏も頑張るぞ!!
上の写真と反対側から見たところ。
駅部分のブロックを再び組立。ブロックは3つあり、2箇所がブロックの繋ぎ目になります。そこが波打っていましたので、2日かかってベースの改造をしましたが、ものすごく手間が掛かりました。


(2008.1.27)
路盤作りを、わずかながら、進めています。勾配の問題で、どうしようか迷いました。これが、SL中心でなかったら、なんとも無いのですが・・・。解体前の運転場は、実は当初、とてもSLでは無理と思い、山陽線電化区間のイメージで作ったんです。ですから、レールもコンクリート枕木付きでした。SLを調整すれば、だんだん走れるようになることがわかりました。少し走れば欲が出て、いつの間にかSL中心になったんです。

この度は、レールはコンクリート枕木付きではなく、木製枕木付きです。下の写真の本線は、半径1325mmで、1%に抑えました。本来、勾配が無いのが一番良いのですが、それではツマラナイ。瀬野八を目指す当鉄道において、D52の後押しをするのに、勾配が無いことは、それ自体、おかしい。変だ。物足らないんです。下の写真はC6217牽引の急行「筑紫」です。1%の勾配は、ウッドランドの3%と 2%の勾配セットを組み合わせて1%にしたものです。以前は、本線部分は半径1000mm、1.5%〜2%くらいでしたが、走らせる車両の手入ればかりで他かが進みませんでした。2007.10.28にUPしたC6217牽引の急行「筑紫」の動画は、駅を通過し、本線外周線の1%勾配に列車全体がかかったところまでを写しています。さすが1%に抑えただけ、勾配でやや速度は落ちるものの、7〜8ボルトで結構あのように走ります。

このまま1%で行くのか、どうするか?このままのほうが、いろんな意味で楽に決まっています。
でもまあ、先の長い話です。写真で見える範囲しか、まだレールは敷いていません。試行錯誤しながら、何とかやって行きます。


急行「筑紫」が半径1325mm、1%勾配を上っていく。手前の支線は1%勾配の下り。


木製枕木付きのフレキシブルレールに。枕木は1割弱、間引いて間隔を広げています。


右の線路は、半径790mm、1%の勾配を下る支線。


(2008.2.9)
もう少し先までレールを敷きました。列車は鉄橋に差し掛かります。

このあたりは、半径1200mmです。


複線間隔 100mmです。ちょっと昔の間隔(150mm)に比べ窮屈かな?


鉄橋は、手前がカツミの金属製デッキガーター橋完成品、向う側C62の渡っている方が、ヒルマモデルクラフトのレーザーカットペーパー製デッキガーター橋完成品です。

(2008.2.24)
本線だけは、周回出来るようにレールが繋がりました。

このあたりのレールは、元のコンクリート枕木付きを撤去し、木製枕木付きを敷いたものです。


全体的に、おおむねなだらかな心地よい線路のラインが出来たと思ったのですが、コルク道床に対してスパイクの打ち方ひとつで上下の波うちが発生します。「枕木を1割弱、間引いて間隔を広げている」と以前申しましたが、このために枕木を1本ずつ、切り離しているため、余計に上下の波うちが発生しやすくなっていると思われます。この辺りの工作は難しいところです。根気よく修正をしていかないといけません。右に見える直線部分の土台は、全くやり変えました。直線部分は、2.8mほど取れました。本線を挟む形の両支線は、それぞれ本線との間隔を広げました。手前の支線は、ヤードに行く線です。内側の支線は、写真のように途中までで、まだこれからです。


ユニトラックのヤードを設置しました。前回UPしたものとは、線路配置は変更しています。9両×2線、8両×1線、7両×1線、6両×2線、の計6線です。一番左に分岐するレールは、内側支線との連絡線になります。ヤードは写真の手前のポイント部を残し、隠す積もりです。このヤードの上に山を作り、そこに写真の向う側から上ってくる支線の終端駅を作ろうと思っています。
本線全通記念に動画を撮りました。圧縮していないので非常に重くなっています。50MB以上あります。悪しからず。(今、パソコンの師である長男不在で、AVIの圧縮の仕方が分からなくなりました。簡単な方法をどなたか、教えてくださいませんか?)
カメラは、もう古くなりましたが「キャノンIXYデジタル800IS」。これを「シキ」に載せ、KATOのEF58で推進運転しています。対向の上り普通列車とは、鉄橋付近ですれ違わないと、ぶつかってしまいます。


(2009.1.24)
運転を繰り返していると、ユニトラックのヤードも、いろいろ問題が出てきました。蒸気機関車の運用が多数を占める当鉄道では、ポイント上で立ち往生することが多くなりました。どうも分岐側に入って行く時、動輪の内側が、開放しているポイントのフログ部分と間隔が狭いので接触するのか、立ち止まってしまいます。そこで、篠原のレールでヤードを作り直しました。
写真の奥半分は以前の運転場から取り去ったコンクリート道床付きのレールです。塗装のため家の外に出しました。茶色のスプレーを吹きました。


ユニトラックのヤードの代わりに設置しました。


最長1番線の有効長は、機関車を含めて11両です。最短5番線と6番線は6両になりました。


塗装の色はまあまあです。全線、これで行きましょうか。


一番手前の篠原製ポイントは、以前の製品。その向こう4つは篠原製最新の製品。可動部分の構造が変わったのですね。知らなかった。


レマコのポイントマシンを使用しましたが、すべて補助接点を利用して、完璧な走行を確保しました。


D52も快調に出入り出来るようになりました。

新たに着手その2につづく

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