山陰線普通列車     (2009.12.13)          


過去の雑誌でよく見られた「ワキ」入りの、山陰線を走る普通列車の積もりです。
前回、UPした「ちどり」から3両、借りて来ています。

@スユ72  フジモデル塗済ボディー利用
 フジモデル塗済ボディーは「ぶどう2号」だったので、塗装を剥離し、「ぶどう1号」に塗り替えました。本来、米子の「スユニ72」で行きたかったのですが、・・・。
Aワキ 1  安達キット組立
 ワキ1000のキットを組立て、ベンチレーターは3個に、台車をTR24に振り替えました。昭和31〜34年頃の詳細が分からないのですが、足踏みブレーキの位置、蓄電池箱の有無、黄帯、標記(特急便か急行便の違いと有無)など、実際とは違うのですが、イメージだけで連結しています。
Bスハニ32  ピノチオバラキット完成車体利用。
 雨樋は1段でしたので、その上から2段表現をするべく、細帯をハンダ付けしました。H.16.1.1UPの「あさかぜ」に使用していましたが、「ぶどう1号」に塗り替えとともに、こちらに配置転換です。
Cオロハ30  珊瑚キット組立
 (「ちどり」から借用。)
 この列車唯一の優等車両です。キット組立品を購入していたのですが、デッキ部分が全て歪んでいましたので、やむを得ず、完全にばらして、一から組み直しました。新品のキットを組むのに比べて、ジャンクをばらして組むということは、労力も倍、掛かります。何回くじけて、いっそ天賞堂の完成車両を、と思ったことか。しかし、それもこらえて、何とか再生しました。組立の際、ベンチレータや雨樋、ヘッダー、シルは全て取り替えました。
床下も電池箱以外は変更しています。
Dオハフ33  フジモデル塗済ボディー利用
 (「ちどり」から借用。)
 フジモデル塗済ボディーは「ぶどう2号」だったので、塗装を剥離し、「ぶどう1号」に塗り替えました。しかし、ナンバーを貼る段になり、初めて気が付きました。屋根が絞られた折妻タイプのオハフ33は全てオハ35から後々に改造されたもので、この昭和34年までの「ぶどう1号」時代には存在しないという事実でした。しかし、何度か「ちどり」の写真で見たような、そして強い印象があったのですが・・・。いろいろ本を見返していくと、なんと屋根が絞られた折妻タイプの車両は、まさしく「オハ35」であり、着脱式のテールランプをつけていました。ショックでしたが、このままとします。
Eオハフ61  フジモデル生地完成車体利用 
 (「ちどり」から借用。)
 妻にステップ、大窓の貫通扉、渡り板追加、床下端梁、床下機器にエコーのパーツをつけました。
「ちどり」のページを参照ください。
61系は初めてでしたが、水タンクなど35系や43系とは配置が違うんですね。手前がオハフ61、向う側がオハフ33。
Fスハ32  珊瑚完成品改造
 3等標記のインレタをどの位置に入れるのかと、古い写真を見比べていると、どれもこれも位置が違うのです。あまり決まりが無かったのでしょうか?この56番と次の1番でも変えています。 
Gスハ32  珊瑚完成品改造
Hスハフ32  珊瑚完成品改造
F〜H後ろ3両の共通改造点
 赤帯の入った元の塗装は剥離し、再塗装をしています。屋根のベンチレータはプレス製を外して、ニワのパーツに。雨樋の2段化は未施工です。妻面の縦の雨樋には、3箇所ずつ、取付環をつけて、縦雨樋を妻面から浮かせてあります。
 床下は、全面的に作り変えました。台車は日光製に、水タンクはモアの部品、その他はエコーモデルの部品に。電池箱は小型に、中央にはチャンネルを。




2.ライトパシ全盛の山陰線のページ へ戻る