快速「ちどり」     (2009.10.25)  下の方に(2022.2.19new

快速「ちどり」は、昭和28年(1953)11月、広島〜米子間週末臨時列車として誕生し、翌年秋には毎日運転となり、その後、好評につき「夜行ちどり」も誕生した列車です。昭和34年4月に準急に昇格し、キハ55系に変更されました。
広島〜備後落合間の芸備線はC58が牽引、備後落合からの木次線はC56が牽引、その後、宍道もしくは松江で機関車を替えたのかどうか・・・。


モリヤスタジオ模型部の「ちどり」のヘッドマークをつけたKATOの「C56」。このC56は、ストレートに組んだだけです。

広島〜備後落合間の芸備「C58」がつけたヘッドマーク(実物)


3両編成の快速「ちどり」

もうひとつの支線終端駅に到着の快速「ちどり」

@オハフ33  フジモデル塗済ボディー利用
フジモデル塗済ボディーは「ぶどう2号」だったので、塗装を剥離し、「ぶどう1号」に塗り替えました。しかし、ナンバーを貼る段になり、初めて気が付きました。屋根が絞られた折妻タイプのオハフ33は全てオハ35から後々に改造されたもので、この昭和34年までの「ぶどう1号」時代には存在しないという事実でした。しかし、何度か写真で見たような、そして強い印象があったのですが・・・。いろいろ本を見返していくと、なんと屋根が絞られた折妻タイプの車両は、まさしく「オハ35」であり、着脱式のテールランプをつけていました。ショックでしたが、このままとします。
Aオロハ30  珊瑚キット組立
ジャンク状態のキット組立品を完全にばらして、一から組み直したものです。デッキ部分が全て歪んでいましたので、やむを得ず、といったところでした。この列車のメイン車両です。新品のキットを組むのに比べて、ジャンクをばらして組むということは、労力も倍、掛かります。何回くじけて、いっそ天賞堂の完成車両を、と思ったことか。しかし、それもこらえて、何とか再生しました。組立の際、ベンチレータや雨樋、ヘッダー、シルは全て取り替えました。床下も作り変えています。
Bオハフ61  フジモデル生地完成車体利用
妻にステップ追加、床下端梁、床下機器にエコーのパーツをつけました。61系は初めてでしたが、水タンクなど35系や43系とは配置が違うんですね。
オハフ61と機廻し線のC56。
KATOのC56。
ストレートに組んだだけですが、そこそこのディティールです。



実際のテールマークとは全然違いますが、ディーゼル用のヘッドマークをつけて雰囲気だけ出しました。しかし昔は、この「ちどり」もそうですが、地方のいろんな看板列車にヘッドマークやテールマークをつけて、それぞれ誇りを持って列車運行をしていたんですね。


 
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(2022.2.19new
オロハ30
座席を並べて車内を簡単に製作しました。同時に室内灯を取り付けました。
座席は、カツミのプラスティック製シートです。 室内灯は、天賞堂のLED室内灯ユニット電球色です。
座席はちらちら見える程度で十分。というか、それ以上造り込む技術も無し。
オハフ61
この写真では一番左のシートは省略しています。他の車両も都合で(いい加減に自分の都合に合わせ)ちょくちょく省略しています。 
尾灯はエンドウの「ワフ29500用テールライト点灯パーツセット」です。これまで「ぶどう1号」の客車に取り付けたものは全てこれです。 
オハフ33 
 2021.10.2の「ご挨拶・近況のページ」で写真を載せた「ぶどう1号」客車をはじめ、「ぶどう1号」客車の室内灯取付車は現在55両となりました。

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