特急「かもめ」(2011.8.16)(2022.9.11new

5レ・6レ門タケ編成。3等車がスハ44系からナハ11系に変更された昭和32年6月5日以降の編成です。2009.8.14塗色変更(ナハ・ナハフはぶどう2号のまま)。2022.9.11new塗色変更。(ナハ・ナハフをぶどう1号に)


C59 161牽引の下り「かもめ」が本線駅を出発。

広島第二機関区の「かもめ」のヘッドマークを掲げて颯爽と!!

@オハニ36  フジモデル完成車体利用。(H.15.12.28)
 直ぐに完成させられると思っていましたが、手直しした個所多数。まず、床下は当鉄道の標準仕様(エコーモデルの床下器具)にすべて交換。雨縦樋が真鍮丸線で付けてあるのをフジモデルの漏斗付きの角線の部品に。窓内張りをすべてハンダ付け。妻面にステップ6個。0.5tの帯材をスペーサーにして貫通扉を。このあたりは、TMS473・474のエコーモデル企画室による「客車キットの組立と加工」を参照しています。
Aスロ54   フジモデルバラキット組立。(H.15.12.28)
 当初、この車両は、わたしの好みでデッキ扉をプレス製ではなく、近代化改装後のものにしていました。「かもめ」DC化前の昭和35年には既に登場しているはずです。ただ実物の「かもめ」編成では、昭和35年にはナロ10に代わっていますので、この姿で「かもめ」に使用されたかどうか?
(2009.8.14)
デッキ扉はプレス製の物に変更しました。
Bスロ54   フジモデルバラキット組立。(H.15.12.28)
(2009.8.14)
デッキ扉はプレス製の物に変更しました。
Cマシ29   谷川バラキット組立。
 実物は本来マシ49です。当鉄道の急行「雲仙」から編成替。
Dナハ11  フジモデル完成車体利用。(H.15.12.28) 

(2009.8.14)塗装は「ぶどう2号」のまま。
Eナハ11  フジモデル完成車体利用。(H.15.12.28)

(2009.8.14)塗装は「ぶどう2号」のまま。
Fナハフ11  フジモデル完成車体利用。(H.15.12.28)
 妻面にステップ7個付けるためには、スペースの問題で雨縦樋の真鍮丸線を付け直す必要がありました。0.5tの帯材をスペーサーにして貫通扉を取付け、貫通扉部の段差を表現。端梁まわりはエコーモデルのパーツ利用。

(2009.8.14)塗装は「ぶどう2号」のまま。


瀬野八の後押しD52とオハニ36。D52の「かもめ」マークは瀬野八本来のものとは違いますが、雰囲気だけを追いかけました。


こちらはC62 43牽引の上り「かもめ」


D52が上り「かもめ」を押し上げます。


D52が後押しして瀬野八を登って行きます。(先頭はC59)

Dナハ11 1 
(2022.9.11new)ぶどう1号に塗色変更。
10年以上放ったらかしのナハ3両をやっとこさ、ぶどう1号に塗り替えました。この3両に何でこんなに手こずったのだろうと、ホトホト情けなくなりますが、でも一応制覇した気持ちになっています。この苦労は熟成中のページの「かもめ」用ナハのページで。
Eナハ11 2 
(2022.9.11new)ぶどう1号に塗色変更。
Fナハフ11 10 
(2022.9.11new)ぶどう1号に塗色変更。


この度やっと3両だけ残っていた「ぶどう1号」化が終了いたしました。(2022.9.11new

「かもめ」昭和32年6月の姿。(2022.9.11new


付録】  ここからは、H.15.12.28(2003.12.28)にUPしたページの内容を再掲します。写真が古くて粒子が荒れていますがお許しを!

  我が鉄道標準仕様の簡単な車内の表現方法(誤魔化し方)を紹介します。
  窓・・・・透明プラ板に10ミリ幅のマスキングテープを貼り、クリーム系〜グレー系の缶スプレーを吹きます。マスキングテープを剥ぎ、車体内側側面にゴム系接着剤で貼れば、「窓」と「車体内張り」が同時に出来ます。車外から覗いて見ても、私の場合、これで十分です。縦桟部分は省略しています。
   
   座席・・・30ミリ幅の透明プラ板に天賞堂の2人掛け椅子を貼り付けます。台車取付け部は穴を開け、当たりを避けています。
 このままでは、車体裾に取付けているアングルで車体がはまりません。ここが、誤魔化しのポイント。椅子を取付けたプラ板を、まず、車体の中にはめ込みます。狭いアングルの間をくぐり抜けて中に入れます。そして、車体を組み合わせ、車両を起こし、椅子を取付けたプラ板を所定の位置に合せます。台車取付け部の穴で合うはずです。つまり、置いているだけ。止めていないのです。走行時はこれで十分。車両のハンドリング時、特にひっくり返すと、もちろん動きます。
 椅子を取付けたプラ板ごと、薄いブルー系の缶スプレーを吹きます。椅子の枕カバー部は白を筆塗りしています。
 じっと見ると粗が見えますので、さらっと見てください。
 我が鉄道標準仕様の床下です。日光の台車。床下器具は大体エコーのセットですが、ブレーキシリンダだけは、テコ付きに変更しています。パイピングを2〜3本。カプラーはMKD8。
 本来は「かもめ」には「マシ49」が連結されていたのですが、「マシ49」は「マシ29」の室内灯を蛍光灯にしただけでしょうか?喫煙室の2つ窓が1つ窓になっているのでしょうか?よく解らなくて・・・、どなたか教えて下さい。
 オリエント急行の食堂車から車内部分をもぎ取り、設置。オーバースケールですが雰囲気はまずまず出て、自分では気に入っています。
(H.16.6.5追記)
埼玉県在住のOさんから教えていただきました。窓の件ですが、やはり喫煙室の1番左の窓がないようです。レイルロード社発行の「SIDE VIEW JNR PC-1」13ページにて確認できる、とのことです。ありがとうございました。
 スロ54と同様に、ナハ、ナハフにも椅子を取付けます。こちらは、KTMのプラ製の廉価版です。薄いブルーのものは、そのまま使い、緑色のものは、青22号の缶スプレーを吹いています。
 椅子の位置合せは、車体の窓割から出来ますが、スタイルブックを使うのも便利です。
電化区間のEF58。

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